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IPアドレス、VPNについて

GoogleやTwitterではIPアドレスの管理が厳格に行われています。

IPアドレスや厳密に管理する際に必要なVPNについて解説していきます。

IPアドレスとは

IPアドレスとは、スマホやPCなどのネットワーク上の機器に割り当てられるインターネット上の住所のようなものです。

ネットワーク上でデータを送受信する際に、通信相手をしてするために使われています。

グローバルIPアドレス

インターネットを利用する際に割り当てられる世界で一つのIPアドレス。

プライベートIPアドレス

自宅や会社などの特定のネットワークの範囲内で用いられるIPアドレス。ローカルIPアドレスとも呼ばれ、他のネットワークでは同じ番号が使われている可能性がある。

グローバルIPとプライベートIPの繋がり

グローバルIPアドレスとプライベートIPアドレスの関係性を解説します。

例えば、家族で共用のWi-Fiを使用しているとします。この場合は、グローバルIPアドレスが割り振られるのはWi-Fiルーターで、そこに接続するスマホやPC、家庭用ゲーム機などにはプライベートIPアドレスが設定されます。これによって各機器はルーターを介してインターネットに接続可能になっています。

グローバルIPアドレスが外線電話、プライベートIPアドレスがない内線電話というイメージです。

カフェなどの公衆Wi-Fiでも、各機器にはプライベートIPアドレスが割り振られていてルーターを介してインターネットに接続しています。マンションの共用WiFiも部屋ごとに専用線を引いていない場合は、各部屋ではプライベートIPアドレスが割り振られるケースが多いです。

IPアドレスの割り振られ方

IPアドレスの割り振りには「動的IPアドレス」と「固定IPアドレス」の2種類あります。インターネットを利用する際には動的IPアドレスが割り振られ、固定IPアドレスはオプションになっていることが多いです。

動的IPアドレス

インターネットに接続するたびに、新たなIPアドレスが自動的に割り振られるのが動的IPアドレスです。スマホやPCなどを利用するときに割り当てられるのがこのタイプで、一定時間が経過したり、ネットを切断する度に番号が変更されます。

固定IPアドレス

常に同じIPアドレスで接続することに対応したものが固定IPアドレスです。会社内のシステムなど特定の許可した機器しか通信できないように設定する場合に、接続の度にIPアドレスが変わってしまってはどこからのアクセスか特定することができません。接続が許可された機器であることを特定するために固定IPアドレスが必要になります。

IPアドレスの確認方法

普段はIPアドレスの情報が必要になるケースはほぼありませんが、Wi-Fiに繋がっているのにインターネットを使えないなどのトラブルが発生した場合はプライベートIPアドレスの確認方法を知っておくと役に立つことがあります。

プライベートIPアドレスの確認方法

スマホの場合は「設定」から確認することができます。通常は「192.168.x.x」が表示されますが、インターネットに繋がらないなどのトラブル時には「169.254.x.x」と表示されることがあります。これはルーターから正しくIPアドレスが割り当てられていない状態で、ルーターの再起動で復旧することが多いですが原因は様々です。

  • iPhoneの場合:「設定」→「Wi-Fi」から接続中のWi-FiをタップするとルーターやDNSなどを確認できます。
  • Android:「設定」→「接続」→「Wi-Fi」から接続中のWi-FiをタップするとIPアドレスを確認できます。

グローバルIPアドレスの確認方法

グローバルIPアドレスはアプリやWEB上のサービスを経由して確認することができます。

IPアドレスから個人は特定できるのか

結論からお話しすると、IPアドレスは一種の公開情報なので第三者に知られたとしても大きなリスクはありません。IPアドレスはインターネット上の住所と表現されることから、個人情報も含まれる印象を持ってしまう人がいますが、IPアドレスから個人情報が漏洩することはありません。IPアドレスから個人を特定できるのは契約しているISP(インターネット・サービス・プロバイダ)や通信事業者に限られます。これらの業者も裁判所による開示命令がなければ個人情報を開示することができません。

ですが、唯一無二のIPアドレスを追跡されることで、ネットの行動が知られてしまう可能性があります。匿名掲示板に同一IPアドレスで複数人を装って書き込んだ投稿者を特定しようとしたり、自作自演であると批判するなど、個人が特定されることはないといえ、IPアドレスを利用した騒動が実際に起こっているのも事実です。

VPNを利用してIPアドレスを隠せる

VPNはIPアドレスを隠すのに非常に効果的です。このアフィリエイトではSNSをかなり使用する性質上、IPアドレスを隠しながらアカウントを運用したい、連鎖凍結を防ぎたい、ということが出てきます。その際にはVPNの導入が手っ取り早いです。

VPNとは

VPNとは「Virtual Private Network」の略で、日本では「仮想専用線」と呼ばれています。送信側、受信側にそれぞれ設置した機器で「カプセル化」と呼ばれる処理を行うことで、第三者には見えない仮想的なトンネルを形成して通信する仕組みです(トンネリング)。

VPNは別のサーバーネットワークに接続できる上に安全に通信することができます。本当のIPアドレスの代わりにサーバーのIPアドレスが割り当てられるため、本当のIPアドレスを特定することが実質的に不可能になります。

VPNを駆使することで、複数アカウント同時に運用していてもアカウントごとにサーバーを変えることでIPアドレスを隠すことができます。

割り当てられるIPアドレスは共用なので全ての凍結、ロックの可能性を排除できる訳ではないですが、アカウントの保護や運用を慎重に行いたい場合は導入を検討してみてもいいと思います。

無料のVPNもありますが、セキュリティ面の不安から有料VPNを利用することをおすすめします。

おすすめはNordVPNです。使い方の一例をお話しします。

NordVPNの使い方

利用するには登録、支払いが必要です。

利用できるようになったらアメリカのサーバーに繋ぎましょう。

①NordVPNを契約して、アプリケーションをDLできたら、以下のような画面がトップで表示されます。

②毎回同じIPアドレスにログインするためには、「United States」の隣にある「…」をクリックすれば、接続したいサーバーを選択できます。

この様にして、毎回同じサーバーから接続することが可能となります。利用を決めたサーバーの#ナンバーは控えておきましょう。

③これでアメリカのサーバーに繋ぎながらインターネットに接続できるようになります。

このようにして毎回接続するIPアドレスを固定化して、アカウント毎にログインするIPアドレスを決めておきましょう。アカウントの作成や運用時にサーバーを切り替えながら凍結対策をしていきましょう。

※Google VoiceにもVPNが必要な場合があります。下のような画面が表示される場合はVPNでアメリカのサーバーに接続しないと利用できません。

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