Twitterでの作業中にこのようにアカウントがロックされることがあります。
ここではロックの原因とロック時の対処法について解説していきます。
アカウントロックの原因
Twitterがロックされる原因は複数存在します。
- ヘイトなどの規約事項に違反した場合
- スパム行動
- 大量のフォローやフォロー解除
- プロフィールやアカウント情報の変更
それぞれ解説していきます。
ヘイトなどの規約事項に違反した場合
ヘイト行為: 人種、民族、出身地、社会的地位、性的指向、性別、性同一性、信仰している宗教、年齢、障碍、深刻な疾患を理由とした他者への暴力行為、直接的な攻撃行為、脅迫行為を助長する投稿を禁じます。また、このような属性を理由とした他者への攻撃を扇動することを主な目的として、アカウントを利用することも禁じます。
ヘイト表現を伴う画像や表示名: ヘイト表現を伴う画像や象徴を、プロフィール画像やプロフィールヘッダーに使用することを禁じます。また、人物、グループ、法的または社会的に守られるべき特定のカテゴリー(人種、民族、出身地、性的指向、性別、性同一性、信仰している宗教、年齢、障碍、疾患を理由にしたカテゴリー)の人々に対して、嫌がらせやヘイト表現など攻撃的な言動につながるユーザー名、表示名、プロフィール自己紹介を使うことはできません。
Twitterヘルプセンター|暴言や脅迫、差別的言動に対するTwitterのポリシーより
以下の行為があるとロックの他に凍結や読み取り専用モードなどの執行措置を取られる可能性があります。
- 強烈な身体的脅迫
- 個人または特定の集団が深刻な損害を被ることを願う、希望する、または要求する
- 大量殺人、暴力事件、または法的または社会的に守られるべき特定の集団が標的または被害者となる具体的な暴行をほのめかす発言
- 法的または社会的に守られるべき特定のカテゴリーを標的とする扇動
- 中傷、悪口、人種や性差別的発言など、他者の尊厳を低下させる内容を繰り返す行為や、それらによって相手の品位を損なうような投稿
- ヘイト表現を伴う画像
適用範囲はツイートかDMです。
社会的に非難されるべき行為が当てはまります。アカウントを運用する上ではこれらの内容に関わることはありませんので、予備知識として知っておきましょう。
スパム行為
スパムとはプラットフォームを悪意を持って操作しようとする行為の一つです。 悪意を持って操作しようとする行為は、Twitterでの利用者の体験に悪影響を与えることを目的とした活動であると考えます。 これには、迷惑行為や繰り返しの行為が含まれます。 スパムには、悪意のある自動化や、偽のアカウントのようなその他の形式のプラットフォーム操作を含みます。
Twitterヘルプセンター|Twitterでのスパム行為とプラットフォームの操作に関するリマインダーより
Twitterのロックや凍結はAIが判断して自動で措置が取られることが多いです。
1つのアカウントで複数の重複するツイートやDMを行うとスパムとして認識される可能性があります。
また、元々存在するアカウントに非常に似たアカウントを作成し、運用することもスパムに該当します。
SNSアフィリエイトでは似た内容の投稿や同じ内容のDMを送るような作業が多く、ロックの対象になりやすいです。ロック、凍結対策のために運用上の注意点は各作業にて解説していますので、参考にして下さい。
大量のフォローやフォロー解除
短時間にフォローをしたり、フォロー解除をしてしまうとロック、凍結されるリスクが高くなります。
これもAIによる感知機能が原因になることが多く、過度なフォローやフォロー解除に反応してロックされる例が多いです。
このAIの精度が高くないこともあり、フォロー作業中にロックがかかることがよくあります。
また、新規作成したばかりのアカウントはフォロー、フォロー解除によるロックがかかりやすいです。フォロワーをある程度獲得できているアカウントであればかからないような数でもすぐにロックがかかる可能性が高いです。
新規作成後のアカウント運用は慎重に行なって下さい。1時間毎の行動量が見られているので、一定量の作業を行なったら1時間以上空けるようにして下さい。それでもロックがかかるようであれば、翌日以降に動かすようにしましょう。
※並んでいるユーザーを一気にフォローするなど、フォローするペースが早すぎると「これ以上フォローできません」や「3日0時間フォローが制限されました」というアラートが表示される場合があります。時間経過で解除されるペナルティですので、対象の作業は行わずに待ちましょう。解除された後はフォローを再開しても良いですが、通常の半分程度の作業から取り掛かるようにして下さい。
プロフィールやアカウント情報の変更
稀にプロフィールの画像や誕生日の変更でロックされてしまうことがあります。かなり稀なのでロックがかかってから注意する程度でも問題ないと思います。
アカウント情報の中でも「メールアドレス」「電話番号」「パスワード」の変更でロックがかかることが多いです。中でも電話番号はロックがかかりやすく、複数アカウントを認証する際にアカウントから電話番号を削除した後にロックされることが多いです。
頻繁にメールアドレスや電話番号を変更するとロックに繋がるので、短期間での複数回の変更は控えましょう。
パスワードに関しては、作成済みのTwitterアカウントに初めてログインしてすぐ変更するとロックされることがあります。新しい端末でログインした場合は注意して下さい。
ロック時の対処法
アカウントのロックを解除するためにはアカウント認証を行う必要があります。
認証方法は、「電話番号」「メールアドレス」「CAPTCHA」の3つです。
認証方法はロックされた際に案内されますが、2つ以上の認証方法の中から選べる場合があります。その際は「メールアドレス」を優先的に選択して、メールアドレス認証がなければ「CAPTHCA」、「電話番号」の順に選択するようにして下さい。
電話番号認証
すでにロックされたアカウントに電話番号が紐付けされている場合は、認証コードが番号宛に届くので認証コードを入力することで解除することができます。
アカウントに電話番号が設定されていない場合は、以下のように電話番号の入力を求められます。
電話番号を入力すると、認証コードが届きます。届いた認証コードを入力することでロックが解除されます。
※Google Voiceを利用した場合は国番号を「+1 アメリカ合衆国」に設定して下さい。
稀に電話番号を入力してもコードが届かないことがあるので、その際はアカウントからログアウトしてから再度試してみて下さい。
紐付けしている電話番号が使用不可能な場合
すでに使用不可能な電話番号が紐付けされている場合は、Twitterの運営に直接問い合わせする必要があります。
アカウントのロックまたは凍結に関する異議申し立てから問い合わせを行います。
アカウントにログインした状態で、「アカウントロック」「解除」というワードを含めて解除を求める内容にしましょう。
例)いきなりアカウントがロックされてしまい困っております。 電話番号認証以外の方法でロック解除していただけないでしょうか。よろしくお願いします。
その後、返信が必要な確認メールが届くので先ほど送った内容をもう一度使って返信します。
しばらくするとメールが届き、ロックが解除されます。
メールアドレス認証
アカウントに紐付けされたメールアドレス宛に認証コードが届くので、認証コードを入力することでロックを解除できます。
メールが届くまで数分かかることがあるので、届かない場合はしばらく待つか、時間を空けてから試してみて下さい。
CAPTCHA認証
「信号機」「バス」「自動車」など指定されたタイルを選ぶことで認証することができます。
間違っても何度か回答可能なので、焦らずに認証して下さい。
ロックについての解説は以上です。
アカウントを運用する上でロックされることは割と多いので、焦らずにロック解除作業をするようにして下さい。
解除後は1時間以上空けてから作業を行うこと、ロック解除後の作業量は通常の半分程度にする等して凍結されないように慎重に運用していくことが重要です。