このようなアラートが表示された場合はTwitterが「凍結」されています。
凍結後には対象のアカウントで行動することができず、紐付けされていたメールアドレスや電話番号も使用することができなくなります。
異議申し立てにより復活する可能性もありますので、凍結時には申請するようにしましょう。
凍結される原因や凍結後の対応について解説していきます。
アカウント内の行動が原因での凍結
Twitterによると、凍結される理由は以下の3つとされています。
スパム:アカウントが凍結される原因のほとんどは、スパム行為または明らかな偽装であり、それらが利用しているアカウントにとってセキュリティ上のリスクを招いていると判断されること。
セキュリティが危険な状態にあるアカウント:乗っ取られたり、ハッキングされたりした疑いがある場合に悪質な行為のリスクを軽減するために凍結する場合がある。
攻撃的なツイートや行動:嫌がらせに関するTwitterルールに抵触しているという報告があった場合にアカウントを凍結する場合がある。嫌がらせに関与しているアカウントは、一時的または高級的に凍結されることがある。
Twitterヘルプセンター|アカウントの凍結についてより引用
凍結の多くはスパムと認識されたことが原因です。
Twitterがロックされた場合のスパム行為で解説した内容に当てはまる場合は、スパムと認識されたことが凍結の原因と考えられます。
アカウントの「凍結」は「ロック」の延長上にある執行措置です。一度ロックされた後に、原因となる作業を繰り返すと凍結のリスクが上がってしまいます。何の作業をした後にロック、凍結されたのかを覚えておくと、その後のアカウント運用で注意するべきポイントを掴むことができます。
作業上で凍結原因となりやすいのは、「フォロー」と「DM」です。
凍結に考慮したフォロー数やDM数は各作業解説ページで説明していますので、そちらを参考にして下さい。
他アカウントからの報告による凍結
アカウントの作業は問題なくても、他のアカウントから多数の報告があった場合も凍結の原因となります。
自分の作業に心当たりがなくても、他のアカウントから批判的な多数のリプライやDMが来るなどの前触れがあった場合はこれが原因かもしれません。
同一端末内での複数アカウント運用による端末BAN
同じ端末で複数のアカウントを運用していて、同一人物による操作と認識されたり、一度凍結された後に再度新規登録やアカウントを追加した場合に凍結されやすいです。
複数のアカウントで短時間で同じような作業を行うと、同一人物による作業と認識される可能性があります。
例)アカウントAでフォロー20、同じ内容のDM20通を送った後に、アカウントBでも同じようにフォロー20、同じ内容のDM20通を送る など
フォローやDMなど、数をこなす作業を行う場合、アカウントを跨いでの作業はおすすめしません。1つのアカウントでの作業を終えて同じような作業を別のアカウントで行う場合は、最低でも30分〜1時間は時間を空けるようにして下さい。
複数のアカウントが同時にロックがかかった時は黄色信号ですので、注意して運用するようにして下さい。
また、一度凍結された後に再度新規登録や既存のアカウントを追加した場合も凍結の対象となることがあります。
一度凍結されたアカウントは、作成時のIPアドレスを追われるようになります。再登録しても端末や通信環境が同じだと凍結される可能性が高くなります。IPアドレスを変更する場合にはVPNが必要です。
端末BANとは内容が異なりますが、Gmailのエイリアス機能を使って複製したメールアドレスを使用しても、同一人物と認識されることが多く、凍結されやすいのでおすすめしません。
このような複数アカウントが連鎖して凍結することを防ぐために、普段からの運用を慎重に行なっていく必要があります。凍結が相次いでしまい、端末BANと思われる傾向が強い場合には「アフィリエイト用の端末」を別に用意することも有効です。また、1つの端末内で管理できるのは10アカウントまでですが、端末を分けて運用することも有効です。
アカウントが育ってきて、大事に運用していきたい場合は管理方法を見直してみましょう。
異議申し立てによるアカウント凍結解除方法
アカウントの凍結を解除するには「異議申し立て」を行う必要があります。その手順について解説していきます。
Twitterの異議申し立てページに飛びます。(※対象アカウントへのログインが必要です)
必要な項目を入力します。
- この問題はどこで発生しますか?:アカウントを管理している端末を選択
- 問題の詳細:凍結されたことと、解除して欲しいという内容を入力
例)突然アカウントが凍結されてしまい困惑しています。規約に違反するようなツイートや行動をした覚えはないと考えています。凍結を解除していただけないでしょうか?
- 氏名:実名でなくてもOK
- Twitterユーザー名:凍結されたアカウントを入力
- メールアドレス:連絡が取れるアドレスを入力(このアカウントに紐付けされているアドレスでなくてもOK)
- 電話番号:なくてもOK
「送信する」を押すと異議申し立てが完了します。
その後、Twitterから入力したアドレス宛にメールが届きます。
このメールに返信をする必要があります。「よろしくお願いします」などの簡単な文面でOKです。
これで一通りの作業は完了です。
こちらの申請が通れば、凍結解除のメールが届きます。
解除されるまでは数日かかることもあれば数時間以内に解除されることもあります。申請が通らない場合は返信が来ないのでご注意ください。